[メトロ新聞] 環境にやさしい熱分解技術先導企業エコクリエーションは韓国温室ガス削減リサイクル協会、韓国食品物流廃棄物収集運搬業協会、バルン企業と環境にやさしい熱分解エコプラント事業のための業務協約(MOU)を締結したと22日、明らかにした。
今回の条約は最近、深刻な社会問題で台頭している廃プラスチック処理に関連した熱分解方式による解決策と資源循環促進のために設けられた。参加企業や団体は、政府が推進している「2050炭素中立」目標を達成するために相互協力することになる。
エコクリエーションは廃プラスチック熱分解設備と熱分解油の精製技術を研究し、関連油化プラントを製作・販売している。熱分解は一般的に燃やす焼却とは異なり、廃プラスチックを無酸素状態で間接方式で熱を加える方式のため、複数の大気汚染を発生する焼却に比べて環境にやさしく、廃棄物を処理することができる。
国内廃棄物発生量は毎年大幅に増加しており、2022年基準で日平均廃棄物発生量は54万842トンに達する。このうち相当数はまだ埋め込まれている状況であり、これにより強化されている環境法規等を考慮する際の焼却又はリサイクル方式に需要は引き続き高まると予想される。
焼却の場合、様々な汚染物質を排出する嫌悪施設として扱われ、普及拡大に困難があるだけに、リサイクル方式への関心が高まっている状況だ。
今回の業務条約に参加した団体も、エコクリエーションが保有する廃プラスチック熱分解技術が廃棄物処理スキームの新しい代替手段になる可能性があることに共感した。
チョン・ボムグンエコクリエーション代表は「今回の熱分解設備協約を通じて、エコクリエーションの優れた熱分解油化技術力と環境にやさしい資源化技術をもう一度立証すると期待される」とし「廃ビニル処理の標準モデルを作り、未来のためのプラスチック循環経済の実現にも貢献するだろう」と述べた。